自賠責保険と任意保険
自賠責保険は、原付バイクを所有している人に加入が義務付けられている強制保険です。この自賠責保険では、原付バイクの運転者の怪我や物への補償は一切なく、人身事故を起こした時に相手方の怪我だけを補償するものとなります。
もしもこの自賠責保険に加入していなかったり、その保険期間が切れた状態の原付バイクを運転している場合には、50万円以下の罰金または1年以下の懲役が課せられることになリ、違反点数は6点となって免許停止処分となってしまいます。
実際に支払われる保険料は、死亡時には3,000万円、後遺障害では最高で4,000万円、そして怪我による傷害では120万円となっています。
原付バイクの自賠責保険の保険料は、保険期間が1年の場合は6,960円、2年の場合は8,790円、3年の場合は10,580円、4年の場合は12,340円、そして60ヶ月の場合は14,070円となっています。
それに対して、任意保険の場合には対人補償は無制限、対物で1,000万円、自損事故の場合は1,500万円、無保険車障害の場合は2億円、搭乗者障害では1,000万円といった補償があります。
任意保険の保険料には、年齢条件が全年齢補償と21歳未満不担保の2種類しかありません。例えば、ある外資系保険会社のケースでは、全年齢補償の場合は34,380円、21歳未満不担保の場合は20,440円となります。