原付を運転する人の意識
通常原付バイクを購入した場合には、原付バイクの自賠責保険に加入することが義務付けられていますが、それとは別に任意保険もあります。
しかしながら、原付バイクの任意保険の場合、年間に4万円前後の保険料を払わなければならないために、原付バイクの任意保険に加入しない人が多いというのが現状です。
実は、これは非常に由々しき問題であるといえます。一般的に、原付バイクを運転している人たちは、自分が事故を起こしてその加害者になることなど考えてもいないようです。おそらくそれは、原付バイクの正式な名称が原動機付き自転車と呼ばれるように、普通に自転車で走っている場合と同じ感覚になるからなのだと思われます。
結局のところ、自転車に乗ってるように気軽に原付バイクに乗っているために、任意保険に加入することなく原付バイクを運転しているのではないかと予想されます。
しかし、たとえ自転車という名称がついていたとしても、原付バイクには50ccのエンジンが搭載されているわけであり、それが、いつ凶器へと変貌するのかは誰にも分からないことです。
ですから、原付バイクに乗る場合にも任意保険に加入することは非常に重要なことなのです。原付バイクを運転する人は、原付バイクというものが決して気軽な乗り物ではないということを認識しておくべきでしょうね。